モラトリアム日記

モラトリアムに忠実に基づいた生活

もうそんなに?

最後にブログを更新したのは2021年の9月らしい。

 

そもそもこのブログの存在すら忘れていた。

 

今この時代に、ブログを読む人ってすごく珍しいんじゃないかなとも思う。

雑多で長い文章を読みなれている人じゃない限り、ブログを読むのは苦痛なんじゃないかなとも。

 

更新していない間に色々あったのだけど、その中で「長文を読むのが苦手な人」に出会った。その人は、LINEなどのチャットツールで、自分は長文を送るけど、長文で返信されたものに目を通さないという癖というか、そういうところがあった。

 

この人と関わっていくうちに、ああ長文が本当に頭に入ってこないんだなあと思ったので、相手によって文章量を調整することはすごく大事なことなんだと学ぶことができた。

 

前回までに書いていた記事を読んだが、本当に同じ人物か?と思う部分もあった。

さんざんモラトリアムがどうとか、こうとか言っていたけど、なんて偉そうな文章なんだと正直に思った。

 

まるで親の金で生活することを甘んじて受け入れることが当たり前かのような文章で、あぜんとしてしまった。今じゃそんなこと微塵も思わない。

 

両親とはまだギリギリ友好的な関係を続けてはいるが、このまま近くにいては誰かが爆発してしまうような危険をはらんでいるので、今はどうやってちょうどいい距離を置くべきかを思案しているところだ。

 

両親に心配ばかりかけているのも事実だけど、でも子どもを産んだのはそっちじゃないかという図々しい考えが綺麗さっぱりなくなったわけでもない。

性格の根本がひねくれているので、そもそもの考え方が歪んでいるのは間違いない。

 

今日はこの辺にしておこう。暑いからなかなか寝られないけど。

2021年9月21日

2021年9月21日

勉強時間:3時間ほど

 

今日の反省点:摂取カロリーの多さ。2000くらいは行ったんじゃなかろうか。

       Project Makeoverと塗り絵のやりすぎ。

 

今日よかった点:昼寝をしなかった。

 

今日は中秋の名月だそうだけど、残念ながら、わが家から月は見えない。

多分見えても夜中だと思うから、その時には地平線に近くもないし大きく見えないでしょう。残念だけど、満月のときは大体体調が悪くなるので、あまり相性が良くないのかもしれない。

けっこう星座占いは信じるほうで、TwitterではAstrologyとつく人を何人もフォローしている。見ていると、こじつけのものもあるが意外と当たってるときもある。

私の太陽星座はうお座で、月星座はさそり座だけど、満月になるとなにか影響があるのかしら。どちらも水属性の星座でうんぬんかんぬんっていうのは知っているんだけど。

私の両親は2人ともかに座なので、また同じ水属性。だからなんだかんだ相性がいいのかもしれない。

そういえば、小さい頃から日記を書いていたけど、「今日は~をした。」以外のことを書くことができなくて、だんだん書くのをやめた。

でも今は、こんなにも書くことがいろいろあるなんてね。

 

今年の月夜は腹痛と頭痛をもたらしてくれましたとさ。

 

 

 

さてモラトリアム

 

モラトリアム【moratorium】

1 支払猶予。法令により、金銭債務の支払いを一定期間猶予させること。戦争・天災・恐慌などの非常事態に際して信用制度の崩壊を防ぎ、経済的混乱を避ける目的で行われる。

2 製造・使用・実施などの一時停止。

3 肉体的には成人しているが、社会的義務や責任を課せられない猶予の期間。また、そこにとどまっている心理状態。

引用元:

dictionary.goo.ne.jp

 

モラトリアムという言葉を聞いて、人々はどんなことが頭に浮かぶんだろう。

椎名林檎の『無罪モラトリアム』?それとも上記の3にあたるモラトリアム人間

どうやらレミオロメンはモラトリアムという曲を出しているようだけど。

 

www.universal-music.co.jp

 

www.youtube.com

 

今日付けの日経新聞朝刊の『名作コンシェルジュ』というコーナーで

アメリカのドラマの『フレンズ』が紹介されていた。

私が人生で4周回って視聴したドラマは今のところ、このドラマだけ。

3周したのは、『相続者たち』かな。

『フレンズ』は、ニューヨークに住む男女6人が人生の様々な出来事を共に経験したり共有したり、時には対立しながら乗り越えていく様子をシットコムで表現したドラマなのだけど、まさにコーナー中にも書かれているが「若者のモラトリアム」が初期の頃は描かれていたと思う。

最初は定職についていなかったり、25歳か24歳で初めて仕事をする登場人物たちを見ていて、就活が上手くいっていなかった時の自分はちょっと慰められた気持ちになったのを思い出す。

仕事が上手くいき始めたと思いきや、恋人と別れることになったり。

思いがけない相手と恋に落ちたり。よく知らない人と朝を迎えてしまったり。

あるようでないような、ないようであるような人生の事件がリアルに表現されるからこそ、共感できたり、反論したくなったりするのかもしれない。

 

私は今絶賛、モラトリアム中の若者だといえる。

周りの友達はみんな働いたり好きなことをして生きているけど

私はうしろめたさを感じながら好きなことをして生活しています。

両親のお金で生活をし...アルバイトをしているとはいえども、モラトリアムには変わりない。なぜなら自分の力で生活できていないし、そもそもする気がないのだからね。

働こうと思えばいつでも働けるはずなのに、そうしないのには色んな理由があると思うけど

「おい!お前、モラトリアム人間だろう!」

と誰かに言われたときに、それを否定することができない気がする。

だって、私が労働から逃げているのは事実なのだから。

労働ではなく、ものすごく曖昧で複雑な「社会」というものを

分析し、批判し、理解することを今一番やりたいと考えているのだから。

しかし労働から逃れることは、正直なところ難しい。

どうせ1年、2年後には就活をまたやらないといけないのだから。

この2年間で、なんとなくでも自分の道を見つけられたらいいけど、でもさっきの『フレンズ』同様に、人生は何が起こるか分からない。

 

この間Twitterを見ていたら、「あなたのPhDへの道のりを教えて」というツイートに対する引用リツイート

「私は高校中退後、不動産で働き、2年間夜間プログラムで高卒認定をとり、学士を取る勉強をし、シングルマザーになり(子供は2人だったはず)、修士課程に入り、ポスドク助教になったよ」

的なツイートをしている人がいた。学士か修士の時点で32歳だったとのこと。

やっぱり人生は何が起こるか分からないよな。

そう考えると、まだまだ人生捨てたもんじゃないから、このモラトリアムの間に何かを見つけようという希望を少しばかり抱くことができる。